大阪・武居左官です。
かれこれ32年ぶりに広島市にやってきました😁
得意先の工務店さんのお仕事で、広島市の三瀧寺(みたきでら)にて観音堂の修繕工事を行います。
三瀧寺は、西暦809年空海が創建したお寺。
外国人観光客もたくさん訪れる有名なお寺です。
そして境内には 70年前の原爆投下で被爆した建物いくつもあります。
観音堂は江戸時代初期の建物.
雨と湿気で柱と壁の傷みが激しく 今回の修繕となりました。
大工さんの工事が終わり新たな壁下地に下塗り、中塗りをして 漆喰で仕上げていきます💪
外壁の漆喰仕上げの様子です。
観音堂内部 アフター
この石仏も江戸時代初期に作られたそうです。
3体の石仏を安置したままの工事でした。
ですので後ろ側の壁を塗るのが大変でした。
観音堂 外壁漆喰塗り アフター
漆喰壁が乾燥後、柱などの木部に朱色塗りが施されたそうです。
こうした文化財は、一般住宅のような雨樋がないため 屋根から雨の跳ね返えりを防ぐのに 木製柵が設置されました。
せっかく 広島に来たので平和記念資料館と 平和記念公園に訪れました。
外国人観光客と修学旅行者で混雑の中、貴重な資料をじっくり拝見させてもらいました。
こんな悲劇が二度と繰り返えされないことを祈るばかりです。
そして久しぶりに 本場の広島焼を食べました。
価格もお手頃でほんとに美味しかったです。
今回の出張で 広島はとても素敵な都市だということを改めて知りました。
三瀧寺の営繕工事も この先まだまだありそうです。
次回 広島に訪れる機会を楽しみにしています。
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