こんにちは。大阪の武居左官です。
リフォーム店からのお仕事。
大阪市北区タワーマンション改修工事の珪藻土施工を行いました。
さすが都心のマンションだけあって、日本で知らない人がいないくらいの有名人が住んでいるマンションでした。
元々の間仕切りを撤去して、部屋はリビング、ダイニングのみに作り直しているので、
クロスが中途半端にはがれた状態が多く、下地処理にも手間がかかります。
合板の下地も多いです。
合板のアクが出てこないように樹脂の厚い膜が張るアク止め材を塗らないといけません。
しかし、アク止めを塗ると塗り壁の種類にもよりますが気泡が入ります。
気泡を目立たさないように乾いてから気泡をつぶしたり、気泡穴を埋めたり余分な手間がかかります。
珪藻土や漆喰を塗る場合、どうしても合板でなければいけない箇所以外はプラスターボードを貼りましょう。
この現場はフジワラ化学シルタッチSRで塗ることになってます。
私も10年以前までは、ちょくちょく使ってはいた材料ですが 今は指定されない限り使いません。
写真はメーカーの下塗り材ベストアンダーです。
ベストアンダーを塗ってます。
シルタッチSR 220 クリーム色 きめ細かく滑らかな質感で、昔から人気のある珪藻土ではあります。
最近はグレートーンの新色も加わって、デザインとコスト重視の場合はお勧めかも。
工務店リフォーム店さんの仕事は このシルタッチSRが多いような気がします。
傷の補修とかも ほかの塗り壁より やりやすいと言うメリットはありますね。
シルタッチSR22仕上げ塗アフター。
玄関、廊下、トイレは天井と壁をぬってます。
お施主さまと打ち合わせをし、塗りっぱなし風なもようを付けてます。
洗面所アフター。
※私どもの直接工事の場合、洗面所にこのタイプの材料は絶対に塗りませんね。
同じくリビングアフター。
この辺りは、まだ完全に乾いていません。
引き渡しまでに十分余裕をもって完了してます。
なので お施主様もご満足いただけて 安心しました😊
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