インターネットからの和室塗り替えご依頼や問い合わせは多く頂いています。
聚楽、砂壁での塗替えのご依頼の中から、今回は砂壁(四国化成の砂王)での塗替えの話です。
尼崎市のS様より10畳と7,5畳の和室、玄関 廊下と階段の壁塗り替えのご依頼。
ビフォーは うぐいす色の聚楽、当時施工の何らかの原因でお部屋の全部の壁が赤茶色に変色。
お住まい中での広範囲の塗り替えなので、家具や荷物の移動、置き場所の検討も必要になります。
団塊世代の お元気で几帳面なお施主様で、事前の打ち合わせ通り 家具や荷物の移動を完璧にしてくださってました。
工事がスムーズに進められるだけでなく、職人が施工に集中出来きて より良い仕上がりにつながるのです。
さて 変色した古い聚楽は剥がしてぬり替えます。
新築当時 セメントモルタルで中塗り(じゅらく壁の下地塗り)されていたのも 変色の原因の一つに考えられます。
薄塗り用の石膏プラスターで下地調整塗りして、内装 聚楽砂壁にふさわしい性質の壁に改良。
そして、四国化成砂王 No.63で塗替えた2階10畳のアフター。
壁全体はスッキリと、木部との境目をシャープに。
いつもの事ですが、ビフォーとの明らかな違いを感じて頂いてます。
1階7,5畳のアフター。
玄関、廊下アフター。
お住まい中に広範囲の壁のリフォーム、工事期間中御不住おかけしましたが、その中でのS様のご協力とお気遣い感謝しております。
ありがとうございました。
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