この春、大阪、奈良からの和室の壁塗り替えのご依頼頂いたお仕事の中から、高級な珪藻土材エコクィーンでの塗り替えを紹介します。
奈良県生駒市のO様邸
築20年程度の8畳の和室です。
壁のほぼ全体にカビが生えてしまった聚楽壁、最近の住宅ではホントによく見かけます。
隙間風が入ってくるような家ではあまり生えて無いですもんね。
今回の塗り替えは、カビに強い高性能な珪藻土材エコクイーンNSRでの塗り替えを選ばれました。
漆喰もそうですが、今の住宅の環境に良く合った塗り壁と言えますね。
まず、部屋の各所養生を行なってからカビが生えた聚楽は全部はがします。
その後、アク止めシラーを塗って、専用の下塗り材NGUを塗ります。
このNGUも珪藻土が配合されてます。
後日エコクイーンNSRで仕上げます。
仕上げの様子。
珪藻土での塗り替えの場合、お客様の好みでシンプルにフラットに仕上げる場合と、これを機に模様を付けてイメージを変える場合とあります。
O様は、模様つけを選ばれました。
模様については、工事の当日板の上に塗って質を確認していただきながら、お好みの模様を選んでいただいたます。
そして、エコクイーンNSRでの塗り替えアフター。
写真は工事完了直後の撮影なので、乾きかけているところとそうでないところで色むらに見えまが、風通しよくしてもらえば、1~2日で乾いてキレイに色が揃いますのでご心配は入りませんので。
向きを替えてアフター。
カビに強い塗り壁材で塗り替えて、清潔なお部屋に、見た目も粋な仕上がりなのでお客様のご満足度も高いでしょう。
一方こちらは、大阪市平野区のS様邸。
築40年以上でしょう、以後壁の塗り替えは今回が初めてのようです。
6畳の和室と床の間、縁側の塗り替えのお問い合わせいただき、同等の聚楽か砂壁での塗り替えをご検討されてましたが、現地調査へ伺っていろいろ説明させて頂き、エコクイーンでの塗り替えを選ばれました。
塗り替えアフター。
当然、古い聚楽は全て剥がして、下地処理、NGU下塗りを行なって仕上げ塗り。
S様もエコクイーンNSRー5を選ばれました。
縁側アフター。
2階にもお部屋はいくつか在るのですが、普段ほとんどがこちらの1階の和室ですごしておられるそうで、長年の思い出の詰まったお部屋を高性能な珪藻土で塗り替えて気持ちよく過ごしたいと思われたのでしょうね。
この春、和室のエコクイーンでの塗り替えはまだあるので、また今度紹介しますね。
◆「左官の塗り壁」大阪と奈良より~砂王での和室塗り替えのご依頼~