早いもので 私武居喜彦も 今年で左官歴35年目を迎えます。
そして、うちのブログを見て頂いた 個人様のお問い合わせや仕事の依頼をたくさん頂いてます。
ありがとうございます。
大阪、阪神地域だけでなく、最近は 関西圏・奈良県からのお問い合わせもふえてます。
個人のお客様からのお問い合わせで 一番多いのが、やはり和室の塗り替えです。
これまでも 随分させて頂きました。
うちの場合は、古い綿壁や聚楽から 珪藻土や漆喰リフォームすることが多いのです。
でも、お客様の好みやご都合で、聚楽や砂壁で塗りかえることも多々あります。
この春依頼頂いた中で、聚楽、砂壁を選ばれたお方の仕事を ちょっと紹介します。
こちらは、堺市のF様邸
数寄屋造りの大邸宅で 離れの寝室と 縁側の聚楽の塗り替えのご依頼でした。
フランス人の方で 聚楽独特の風合いがお好きなんでしょうね。
ビフォーに近い色の聚楽で塗り替えます。
写真は 下地作業の様子。
写真では わかりませんが、経年でそれなりに 汚れ、傷、ひび割れ、柱と壁の間に隙間が出来ていた 普通によくある塗り替え前の古びたお部屋が 古い木部とマッチした 真新しい聚楽壁になって 風情のある数寄屋の和室になりました。
こちらは、池田市K様邸
比較的 築年数の浅い建物でしたが、床の間のある8畳の和室の聚楽壁の一部が 雨漏りで染みが出来たため、部屋全体の塗り替えをすることになりました。
もし 雨漏りで困っていれば 当店は修理不可ですので こちらへご相談してみてください。
雨漏り修理ご利用シェアNo.1【雨漏り修理110番】
元の聚楽を剥がして、アク止め材の下塗りの様子
砂王(砂壁)への塗り替え事例は まだまだあります。
また今度、紹介しますね.
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