左官歴32年・塗り壁施工 武居左官 武居喜彦です。
西宮市甲陽園のK様邸 築40年以上の和室8畳と床の間と脇床の塗り替えの話です。
ビフォーは、土壁の下地に じゅらく壁が塗り重ねられた状態。
古壁 剥がし作業。
K様は お問い合わせの時点で エコクイーンでの塗替えを ご希望されて居ました。
じゅらくを剥がしから 土壁の下地を乾かして、マスキング養生貼り、続いてアク止めシーラー塗り。
フリク調整の後、NGU下塗り。
NGU下塗り、ここまでの工程を一日でこなすのは結構忙しく、
下地からのアクを出さないよう それぞれの工程の時間配分を 上手くやらないと行けません。
そして、後日 高機能けいそう土エコクイーンNSRで 仕上げ。
8畳のお座敷は、NSRー4 うすいクリーム色。
壁仕上げ風景。
漆喰風押さえ仕上げ。
そして、床の間の方に向きをかえると こんな風に アクセント壁として 色を替えて模様を付けることで
以前と比べると 全く違う粋な和室に変わりました。
アクセント壁の床の間の正面の壁は、NSRー13 部屋全体を塗りとなるとどちらかという暗めな感じで滅多に使わない色ですが
こんな風に使うと すごく価値が増しますね。 NSRー4ともよく合ってますね。
施工直後なので、色は濡れ色になっており 完全に乾けば もう少しうすいベージュ色となります。
漆喰のように優しい肌合いで硬くて丈夫。 そしてカビに強く、しっかり呼吸する 良いけいそう土材です。
エコクイーンでの塗り替えのご依頼はふえてきています。