こんにちは。大阪の武居左官です。
今回は昨年末施工した和室の珪藻土塗り替え事例を紹介します。
まず大阪は松原市のK様邸 床の間なしの6畳和室。
築21年比較的新しい和室でした。
しかし聚楽(じゅらく)に生えてしまったカビを何とかしたいという事で依頼いただきました。
K様邸のように、ダイニング隣にある和室は居間として使われることが多いです。
そのため 結露で聚楽(ジュラク)や砂壁にカビが生えたり酷い汚れがつく事が多々あります。
さぁ施工開始。
カビが生えた聚楽は剥がしてから塗り替え施工です。
カビでお困りのお宅は、カビに強い珪藻土エコクィーンでの塗り替えを希望されることが多いです。
K様邸はエコクイーンNSRー5で塗り替えリフォームします。
聚楽を剥がし終え、下地の石膏中塗りの面にカビは生えていませんでした。
しかし念のため🔽カビ止めシーラーを全面塗布。
エコクィーン専用「下塗り材NGU」を塗って後日に仕上げます。
そして エコクイーンNSRー5で仕上げリノベーション。
このスペースにはフラット仕上げが似合います。
エコクイーンNSRは 表面が固くなるので フラット仕上げしておくことで・・・
汚した時の掃除やメンテナンスがしやすいのもおすすめな理由の一つ。
ビフォーよりも明るくて固くカビに強い壁になりました✨
さてお次は 大阪府和泉市のS様邸
床の間がある8畳和室と縁側の壁の塗り替え工事です。
こちらもビフォーは聚楽でしたが カビは生えておらず 築後28年経過。
お正月にご家族が帰省されるので珪藻土で綺麗に塗り替えたいとのお話でした。
はがさずに下地処理をすれば塗り替え可能な状態でした。
しかしS様のご希望で 聚楽を全てはがしてから壁塗りリフォーム。
塗り替えに使う珪藻土は、四国化成けいそうモダンコートフラット。
程よい きめ細やかな表情でフラット仕上げに最適な材料。
カラーは142クリーム色かな 四国化成の珪藻土は全部で75色。
142は明るめな色を好むかたに人気あります。
けいそうモダンコートフラットを所定の厚みで2回塗り。
その後に頃合いを見て 鏝押さえして きれいなフラット仕上げになります。
そして塗り替えアフター。
仕上げ塗り直後、年末は日が短いので すべて片付いた頃には外は暗くなってます。
施工直後なので乾きむらがあります。
しかしお天気が良ければ翌日中には乾いて色が揃います。
8畳和室の向きを変えて アフター。
縁側壁のアフター。
お正月前にきれいに塗り替えられて良かったですね。
四国化成の珪藻土は色数が多く 見た目も鮮やか。
エコクイーンは カビに強く機能性も高いのですが 色数が少ないという欠点があります。
お客様には珪藻土塗り替えで 何を重視するかで塗り壁材料を選んでいただいてます。
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