既存の珪藻土・プラスターボード・ビニールクロスが混在した下地を整え、天井と壁を漆喰で仕上げていきます。
泉南郡田尻町|築20年住宅を漆喰でリフォーム

東京からお引っ越しされ、泉南郡田尻町にお住まいになるT様より、ご自宅の漆喰施工をご依頼いただきました。
築20年ほどの住宅で、2階の一部・階段室・1階のほぼ全域が、石灰系の固化材を使用した珪藻土で仕上げられていました。
長年生活されてきた中で、特に壁の角部分の傷みが目立つ状態でした。
今回のリフォームを機に、既存の壁を整えながら、室内を漆喰で新しく仕上げていきます。
間仕切り撤去とフローリングも同時にリフォーム
今回のリフォームでは、キッチンとリビングの間仕切り壁を撤去し、フローリングのリフォームも行われました。
壁だけを塗り替えるのではなく、間取りや床も含めて、お部屋全体を新しくしていくリフォームです。
珪藻土・クロス・ボードが混在した下地を整える
既存の珪藻土、間仕切りを撤去した部分のプラスターボード、さらに一部にはビニールクロスと、複数の異なる下地が混在していました。
このままではきれいに漆喰を仕上げることができないため、それぞれの下地に合わせて処理を行い、最終的に一つの壁面として仕上がるよう整えていきます。
異なる素材が混在している場合も、それぞれに適した処理を行ってから仕上げていきます。
7月下旬の酷暑の中、左官工事スタート
室内とはいえ、真夏の左官工事はなかなか大変です。
材料の状態や乾き具合にも気を配りながら、順番に施工を進めていきます。
下地処理を終えて漆喰仕上げへ

珪藻土・プラスターボード・ビニールクロスと混在していた下地を、漆喰が施工できる状態まで整えたら、いよいよ仕上げです。
まずは天井から施工していきます。
今回は天井と壁を広範囲に漆喰で仕上げるため、お部屋全体のバランスを見ながら進めていきます。
天井はアンティークベージュの漆喰仕上げ
カラーはアンティークベージュ。
真っ白な天井ではなく、少し落ち着いた色を入れ、あえて均一にしすぎない塗りっぱなし風の仕上げにしています。
漆喰ならではの鏝の表情と色味が合わさり、天井にも自然な存在感が生まれました。
壁は漆喰ロイヤルの自然色でフラット仕上げ壁には、漆喰ロイヤルの自然色(白)を使用しました。
こちらは天井とは雰囲気を変えて、すっきりとしたフラット仕上げです。
アンティークベージュの天井と白い漆喰壁を組み合わせることで、落ち着きがありながらも明るい室内に仕上げています。
お子さまのいるご家庭だからメンテナンス性も重視
今回フラット仕上げを選ばれた理由のひとつが、メンテナンスのしやすさです。
T様邸は、お子さまが2人いらっしゃるご家庭。
日々生活していると、どうしても壁に汚れや傷が付くことがあります。
そのため、将来的に補修しやすい仕上げにしたいというご希望もあり、シンプルなフラット仕上げを採用しました。
見た目だけでなく、実際に暮らし始めてからの使いやすさも大切ですね。
漆喰リフォーム完成|施工後のアフター
それでは、漆喰施工後のお部屋をご紹介します。
2階廊下一帯アフター
まずは2階廊下一帯です。
白い漆喰壁に塗り替わり、明るくすっきりとした空間になりました。
階段室アフター
こちらは階段室です。
階段室は壁面が広く、高さもあるため、壁の仕上げを変えることで空間全体の印象も大きく変わります。
キッチンの天井と壁
キッチンの天井と壁も漆喰で仕上げました。
天井のアンティークベージュと、壁の自然な白色との組み合わせです。
リビング・ダイニングの天井と壁
こちらはリビング・ダイニングのアフターです。
間仕切り壁をなくしたことで広くなった空間を、漆喰で一体感のある内装に仕上げました。
天井と壁で色や仕上げ方を変えているので、すっきりしながらも単調にならない空間になっています。
1階洋室の天井と壁
こちらは1階洋室の天井と壁です。
漆喰というと和室をイメージされる方も多いですが、洋室にもよく合います。
リビングや洋室など、住まい全体を自然素材の塗り壁で仕上げることも可能です。
玄関・シューズクローゼットの天井と壁
最後は、玄関・シューズクローゼットの天井と壁です。
玄関は毎日最初に目にする場所なので、壁や天井が新しくなると、お住まい全体の第一印象も大きく変わります。
自然素材の漆喰で明るく快適な住まいへ
工事終盤には少し体調を崩してしまいましたが、予定通りお引き渡しすることができ、ほっとしました。
既存の珪藻土をはじめ、プラスターボードやビニールクロスなどが混在していた室内も、下地からしっかり整えて漆喰で仕上げることで、明るくきれいな自然素材の空間へと生まれ変わりました。
T様ご家族に、これからこの漆喰に囲まれたお家で心地よく暮らしていただければ幸いです。











