大阪・茨木市の工務店様のお仕事。
去年の地震で傷んだ お寺の本堂壁 塗りかえの話です。
8月に本堂内壁を塗り替えさせてもらいました。
古壁を剥がした後、中塗り土を塗って 下地を整えます。
中塗り直後の様子。
前回 同様、お寺様の工事なので 施工中の撮影は 控えさせていただきました。
中塗り土の 乾燥養生期を経て、漆喰でぬり替えました。
経年の汚れと 地震で発生したひび割れも この通り。
真新しい白壁に戻りました。
お寺様の工事は、これで 無事完了しました。
漆喰で手間をかけて仕上げた壁は、なんとも言えない深みと 味わいが感じさせられます。
これからも、日本建築には欠かせない 素晴らしい塗り壁材なのです。
さて、こちらは インターネットからの個人のお客様からのお仕事。
奈良市のN様邸 1階床の間のある6畳の和室壁 塗り替えでした。
築20年余りですが、雨漏れで 壁にシミが。。。
ビフォーの聚楽は すべてはがして塗り替えます。
今回の塗り替えも、ビフォーに できるだけ近い色を希望されました。
「四国化成ジュラックスC216」です。
塗り替えアフター。
同じ物でも、新たに塗り替えれば やっぱり綺麗になるものです。
続いてこちらは 東大阪市H様邸 1階床の間のある6畳と 続きの6畳と 縁側の塗り替えのご依頼。
H様邸 ビフォーは、汚れも少ない 比較的 状態の良い砂壁でした。
ですから、古壁は剥がさずに その上からアク止め材を塗ってから 仕上げます。
四国化成砂王で塗り替えます。
仕上げ塗りの様子。
塗り替えアフター。
本格的な床の間のある 立派な和室でした。
こんな和室は やっぱり左官仕上げでないと。
他の仕上げでは 格好がつきません。
お正月までに、このように綺麗に塗り替えたい方は、お早めに お問い合わせくださいね。