大阪・武居(タケスエ)左官です。
築35年~40年くらいでしょうか、ダイニングの壁と玄関、階段の壁を四国化成けいそうリフォームで塗り替えます。
元々は ふるい住宅に多い綿壁でした。
こんな わた壁の場合は、やっぱり剥がして塗り替えます。
剥離剤を塗って、順次古壁をはがしている様子。
はがし終えてから下塗り材を塗って、下地調整をおこないます。
そして、仕上げは、四国化成けいそうリフォーム。
色の数が79色と豊富で、人気のある珪藻土材です。
今回は、No.257。
ご年配の御施主様なので、比較的落ち着いた色を選ばれました。
仕上げ塗り開始。
まずは きっちりとマスキングテープ貼り。
階段踊り場 仕上げ塗り。
玄関周りの 仕上げ塗り。
ダイニングの 仕上げ塗りして完了。
塗り替えアフター、階段周り、ビフォーのカビが生えた古い綿壁とは、歴然の差ですね。
写真では ちょっと分かりづらいのですが、やんわりとした感じに コテ波模様をつけました。
ダイニングアフター。
アップの写真が無いのですが、モダンな感じのする模様を付けてます。
玄関アフター。
玄関周りは、刷毛模様で。
珪藻土は、聚楽や砂壁と違って、調湿性に優れているだけで無く、フラットな仕上がりから、オシャレな模様も付けたりできるということが強みです。
年数が経った戸建て住宅の塗り替えのご依頼は多いです。
昔ながらの和風建築の定番、聚楽や砂壁でシンプルな塗替えをご希望される方。
または、機能性とデザイン性を求めて珪藻土や漆喰で塗り替える方に分かれます。
塗り替えご検討中の方のご参考になればと思います。